消防庁「消防研究センター」の見学会に参加(2014.11.10)
2014年11月10日(月)
消防庁「消防研究センター」の見学会に参加しました。
消防庁「消防研究センター」の本館です。
研究紹介コーナーです。最新の消防・防災技術等についての研究成果を学んできました。
サーマルマネキンシステムです。消防用防護服の耐熱性能の評価試験に使用しています。このマネキンに消防士さんの消防用防護服を着せて、約1000度で約4秒間、ガスバーナーで燃焼試験を行います。
左が燃焼試験後の消防用防護服です。右が試験前の消防用防護服です。
日本防炎協会東京試験室の技術講習会に参加
2013年2月13日(水)
公益財団法人日本防炎協会で行われた技術講習会に参加しました。
日本防炎協会の入り口です。
日本防炎協会東京試験室で燃焼試験方法の技術を学んできました。
防炎の試験をしています。この試験で合格すると試験番号が記載された防炎加工認定シールを貼ることができます。
素材試験を受けるために送られてきたものです。
シミ抜きの薬品
衣類のシミの状態、何のシミ、生地の素材によって、様々なシミ抜き方法があります。
場合によっては、危険な薬品を使うこともあります。専門資格の知識が必要になります。
(図:シミ抜き薬品のごく一部です)
着物襟シミ抜き
油性処理、タンパク処理、タンニン処理でシミ抜きします。それでも取れないシミは、漂白処理します。この状態でほとんど完璧ですが、今回は、色補正しました。
シミ抜き事例(ドレスのシミ抜き)
ドレス 脇のシミ抜きをしました。
シミ抜き事例(ジャケットのシミ抜き・漂白)
ジャケットのシミ抜き・漂白をしました。
シミ抜き事例(ペンのシミ抜き)
ペンのシミです。インクの種類にもよりますが、早い内であれば、この通りキレイになります。
シミ抜き事例(ワインのシミ抜き)
ワインのシミは普通に落としますので、あえて写真は省略致しました。
シミ抜き事例(ワイシャツのシミ抜き)
お客様が洗濯したところ、ボールペンが入っていたため、ワイシャツに色がつきました。移染取りのシミ抜きをしました。
シミ抜き事例(桃の汁のシミ抜き)
桃のシミです。よく子供のころ、「桃の汁は落ちないから気をつけて食べなさい。」と注意されたものです。でも、この通り、ウェットランドリーのシミ抜き技術でキレイに落とせるんです。
シミ抜き事例(酸化黄変)
酸化黄変の一例です。10年経っていましたが、キレイにシミが取れました。
シミ抜き事例(チャイルドシート:丸洗い・抗菌加工)
チャイルドシートのシミ抜き事例です。(丸洗い・抗菌加工)
汗や食べこぼしなどで繊維自体が時間の経過と共に酸化し、変色。かなり期間が経っているため、頑固なシミとなっています。
シミ抜き・衛生処理・防ダニ加工・抗菌加工をし、お子様にも安心・安全なクリーニングを行っています。
染色補正の事例(色かけ)
漂白剤がついてしまい色が抜けた所に色かけ・染色補正しました。
染色補正の事例(色かけ)
肩付近の色抜けを染色補正。一般のクリーニング店では断られることが多いです。
染色補正の事例(色かけ)
麻のジャケットの色かけをしました。(袖、エリ)
移染取り事例(浴衣の色落ち)
浴衣が色落ちしたものを移染取りしました。
移染取り事例(ハッピの色落ち)
お客様が何軒かのクリーニング屋さんに問い合わせをして、最終的にウェットランドリーに依頼がきました。かなり難しい移染取りでしたが、ご覧の通りきれいになりました。
シミ抜き事例(プリント加工:ハッピのシミ)
ハッピのプリントの型を取り、上からプリントしました。※これはすごいです。
修理事例(剥離/バブリングのプレス仕上げ)
スーツの裏地と表地の接着芯がはがれて起こる現象(バブリング)です。プレス仕上げで以前のようにキレイな状態に戻りました。
修理事例(セーターの穴修理)
引っかかって切れたセーターの穴を元通りに修理しました。